九九をおぼえること

2024年02月07日

 「ににんがし」「にさんがろく」…。2年生の子供たちは、元気に九九の学習を頑張っています。これから学習していく算数の内容は、九九がわかっていることが大事になるので、今後のためにも九九の学習はとても大切ですね。

この「ににんがし」「にさんがろく」…は、1から9までの掛け算を表にまとめ、語呂よく覚えやすいように工夫されたものです。ところが、この工夫でかえって九九が記憶しづらくなってしまう子供がいるのです。

「ににんがし」「にさんがろく」が「2×2=4」「2×3=6」と結び付けて記憶することが難しい子供がいるのです。むしろ 「に かける には、よん」 「に かける さんは、ろく」 としたほうが記憶しやすいというのです。

口に出したり、耳に聞こえてきたりすると、わからなくなってしまうという子供もいます。

九九の表を見ているほうが記憶しやすいというのです。「見て学ぶ」タイプでしょうか。

子供たち一人一人が学び方が違うことが、九九の学習の場合でも言えます。なかなか記憶できなくて苦労している場合は、自分に合った学び方を見つけることが大切です。